くろ知りませんか?

職場の近くで見かけた黒猫のコト

けだかい生き物

ねこは気高い生き物です。

けだるいではありません。

けだかいです。

縄張りをもち、みずからエモノを捕らえ、捕食者としてひとり生き抜いていく動物です。

そして常に優雅です。

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うむ、くるしゅうない。

この貫禄です。

 

食事に関しても、たまに人間からご飯をもらうこともありますが、それは決して人間にイゾンしてる訳ではないのです。

むしろ人間を利用していると言ってもいいでしょう。

ポール・ギャリコの「猫語の教科書」は、人間をどのように扱えば猫が快適に暮らせるのかを解説した、猫による猫のための教科書ですが、それによると、人間に好きな食べ物を持ってこさせる方法は

『自分の望む食習慣をすぐに確立したいのだったら、ぜんぜん手をつけないのに限ります。(中略)人間は本気で心配しはじめ、なんとかしなければと気負いこみます』

『あなたはただ欲しいものを伝えればいいの。だってこのころには人間は、猫が食べてくれるのを、ただただありがたがるようになっているでしょうから。』

とあります。

我々は猫を飼育しているつもりでありながら、その実、猫にうまいことやられてそうしているのです。

かくして、

私も猫に操られ、このクロネコのために食事を持ってこなければという気持ちになるわけです。

これはどうにも、猫が人間を従わせるために持っている魔力のようなものでして、抗うのは並大抵のことではないようです。

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よって、私がその魔力に屈し、クロネコにイソイソと食事を運んできたのも実に致し方ないことなのであります。

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どうやらお気に召したようで。

なによりです。

 

おまけ。

ねこの写真を娘に送ってあげたら、

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な!?

週末にスマホ買ってやったのに、そういうコメント送るために使うとは・・・!

このやろう!!

すまほ取り上げるぞ!!!

「あぁ」とか言いやがって。

まったく。