けだかい生き物
ねこは気高い生き物です。
けだるいではありません。
けだかいです。
縄張りをもち、みずからエモノを捕らえ、捕食者としてひとり生き抜いていく動物です。
そして常に優雅です。
うむ、くるしゅうない。
この貫禄です。
食事に関しても、たまに人間からご飯をもらうこともありますが、それは決して人間にイゾンしてる訳ではないのです。
むしろ人間を利用していると言ってもいいでしょう。
ポール・ギャリコの「猫語の教科書」は、人間をどのように扱えば猫が快適に暮らせるのかを解説した、猫による猫のための教科書ですが、それによると、人間に好きな食べ物を持ってこさせる方法は
『自分の望む食習慣をすぐに確立したいのだったら、ぜんぜん手をつけないのに限ります。(中略)人間は本気で心配しはじめ、なんとかしなければと気負いこみます』
『あなたはただ欲しいものを伝えればいいの。だってこのころには人間は、猫が食べてくれるのを、ただただありがたがるようになっているでしょうから。』
とあります。
我々は猫を飼育しているつもりでありながら、その実、猫にうまいことやられてそうしているのです。
かくして、
私も猫に操られ、このクロネコのために食事を持ってこなければという気持ちになるわけです。
これはどうにも、猫が人間を従わせるために持っている魔力のようなものでして、抗うのは並大抵のことではないようです。
よって、私がその魔力に屈し、クロネコにイソイソと食事を運んできたのも実に致し方ないことなのであります。
どうやらお気に召したようで。
なによりです。
おまけ。
ねこの写真を娘に送ってあげたら、
な!?
週末にスマホ買ってやったのに、そういうコメント送るために使うとは・・・!
このやろう!!
すまほ取り上げるぞ!!!
「あぁ」とか言いやがって。
まったく。
こはるびより
あったかくなってからというもの、くろは毎日います。
植え込みの中でとぐろを巻いて寝ていたり、
いないと思ってたらじつは後ろから見ていたり。
びっくりするよ!
こないだまで、全くと言っていいほど姿を表さなかったのは何だったんだろうと思うほど、毎日植え込みの中で日向ぼっこをしています。
心なしか近寄れる距離も短くなり、どうやら気温が上がると距離も近づいてくるらしいです。
気になるあの子と真夏に急接近するのも気温のせいなんですね。
と思ったらあったかくて寝てました。
今度おやつでも買ってきてあげようかな。
おまけ。
通りすがりのガチャガチャで売ってた「猫と書斎」。
下のミニチュアとビーズは別売りです。
あったかくなって
本日の東京の最高気温は19.5度。
なんでも4月並みの陽気だったそうで、昼間歩いていたら暑いくらいでした。
もう春です。小春日和です。
春といえばどじょっこだのふなっこだのが出てくる季節です。
ということは、、、
きっとあいつも出てきてるに違いありません。
ほら、いた。
近づいたら警戒してます。
びくびくしてます。
にげた。
少し離れて物陰に隠れました。
そこで落ち着きました。
久しぶりに会えたので、気分よく昼ごはんを食べに行き、ふと、
今日はしばらくあそこにいるんじゃないかな?
だいぶ過ごしやすいしな。
そう思って帰りにもう一度見てみたら、
やっぱりいました。
なんだよしつこいな、と思ってる顔。
また逃げられました。
でも久しぶりに近くでよく見れて良かった。
これから会える回数がふえるかな。
で、帰る途中でこんな看板を発見。
はあ、今日は「猫の日」でしたか。
そういや猫検定でそんなことを覚えた記憶が・・・。
もしかして今日会えたのは、気温のせいじゃなくて猫の日だったからか。
・・・猫の日、すげぇな。
ちょっと感心したのであります。
週末は寒いらしいです。
追記、
て、撮影したのは2/20でした。
2/22じゃなかった!!
ぜんぜん猫の日じゃありませんでした。